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2013年8月5日月曜日

地球に生きる3次元の肉体を持った自分と、宇宙にいるもう一人の自分の視点を束ねて、常にゼロポイントの状態を保ち、どちらか一方に固執することなく、包括した視点に立つ

(StarPeople 2010 Winter vol.35/辻麻里子)より

この宇宙空間において地球のユニークな点は、多種多様な生命を受け入れていることです。それは、託児所に入るような子どもから、大学院生までが同じ学校に通っているようなものです。
時には親が幼稚園児で、子どものほうが大学生という逆転した親子関係もあります。

しかし、多様性に満ちた一体感を味わいながらも、いろいろな人と交流を持つことによって、未来への可能性が拡がって行きます。

この惑星地球には、さまざまな星の叡智を持つ人が集い、新たな創造を生み出すことができるでしょう。

人はみな、目的を持ってこの惑星地球にやつて来ます。

しかし、どこの星が優れているとか、どの銀河が勝っているというわけではありません。それは個々の経験値の違いでしかありません。さかのぼれば、すべての存在は宇宙の中心へと帰還して行くのです。

もし、あなたがスターピープルならば、ここに来ることを認めてくれた惑星地球への感謝を忘れず、宇宙から運んできた叡智をこの惑星に還元できるように心がけましょう。

たとえ、スターピープル(スターチルドレン)であっても、その年齢にしかできないことを、自分の肉体を通して体験することが大切です。3次元の時間や空間、そして重力など、いろいろな経験をしに、この惑星地球にやって来たのですから。

「選ばれた者」という妄想を打ち砕かなければ、スターピープルが地球にやって来る意味はありません。万が一、自分が選ばれた者だとしたら、すべての生命は誕生の時点からすでに選ばれた者であり、それは特別なことではなく、すべての生命にとって平等なことです。

一人ひとり役割は違っても、生命があって、生かされていること自体に意味があります。究極的には、ただそこにいるだけでいいのです。この状況を、別の角度から具体的に解説してみましょう。

あるグループにスターピープルが入ってくると、そのグループには興味深い変化が見られます。人々の歪んだ図形がチューニングされ、調和へと向かって行きます。

たとえていえば、スターピープルたちは脳の使い方やハートの使い方が通常とは異なるので、まわりにいる人たちは知らず知らずのうちに、普段使っていない、眠っていた部分が活性化されます。

具体的には、何かいいアイデアが浮かんだり、夢見が鮮明になったり、意識が拡大したり、創造性が高まるでしよう。

しかし、スターピープルが去って行くと、人々は再び元の状態に戻ってしまい、外から見ただけでは、あの人の図形は歪みのないゼロポイントだとか、脳の使い方やハートの使い方が多次元的で地球的ではないとか、そのクループで何が起きたのか明確に解説することは難しいのです。

家族に一人、クラスに一人、職場に一人スターピープルがいるだけで調和が保たれ、人々は目には見えない恩恵を受けているのです。

自分が本当は誰なのかを知っていれば、他者から認められる必要もなければ、人からの評価に一喜一憂することもありません。

どんなに世界が変わっても、焦らず慌てず大声を出さず、今、自分の目の前にあること、今、自分の足元にあること、今、自分にできることを淡々とこなして行くことが大切です。

それには、地球に生きる3次元の肉体を持った自分と、宇宙にいるもう一人の自分の視点を束ねて、常にゼロポイントの状態を保ち、どちらか一方に固執することなく、包括した視点に立つことです。

360度の球体の視点を持ち、内側と外側を反転させることによって、ミクロコスモスとマクロコスモス、個であり全体、全体であり個という体験ができるでしょう。

人はみな、星のかけらを携えて旅を続けています。

私たちはどこへ行っても、宇宙空間から見れば分離はなく、過去も未来もすべてがつながっているのです。
いつの日か、惑星地球での経験が、他の次元で役立つ日が来るのかもしれません。

宇宙的な視野に立てば、この時期に惑星地球に来ることができたのは幸運なことと言えるでしょう。

この惑星で生きることを決意したスターピープルたちは、誇り高き宇宙の民として、生きとし生けるものとともに歩んで行くことを望んでいるのです。

「…人はどこから来て、どこへゆくのか? なんのためにここに来たのかを思い出せないかぎり、人は地上に取り残された迷子のようだ。しかし、星の航海図を読むことができれば、自分がどこから来て、どこへゆくのか思い出し、宇宙の創造に加わることができるだろう…」(宇宙の羅針盤/辻麻里子)















ありがとうございます。

弥栄!

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